愛猫の寿命を決めるそのひとつに、毎日の食事が挙げられます。私たち人間も同じですが、体を作る、健康を維持する食事はとても大切なことです。殊更猫にとっては、どのように餌を与えるかによって健康にも変化が訪れると言います。どのような餌の与え方がいいのでしょうか。

 

舌を出す猫

 

どんな餌を与えればいいの?

一般的に多くの飼い主さんは、カリカリとしたドライタイプや水分量の多いしっとりとしたウェットタイプの、総合栄養食と呼ばれる餌を与えていると思います。

 

最近はさまざまな猫の餌が登場し、どのようなものを選べばいいのか悩んでしまいますが、一番重要なことは、その時に必要な栄養素がしっかりと含まれているかどうかです。そのためにチェックすべきことは、ライフステージに合った餌であるかどうかです。

 

  • 子猫期
  • 成猫期
  • シニア猫期

 

その他にも妊娠期、または授乳期なども必要な栄養素、そしてその量が変わってきます。子猫は多くの栄養素一度に摂取できないため、栄養豊富で高カロリーな内容でなければいけません。ですが、老猫になると低カロリーでタンパク質が豊富なものがベストとなるため、年齢によって餌を使い分ける必要があります。

 

与える量はどれくらい?

1日に与える量が多すぎても少なすぎてもいけません。まずは猫の餌のパッケージに記載されてある通りの量を与えてみてください。それで愛猫がどのように食事をしているのか、残しているのか、足りなそうかなどをチェックします。通常はパッケージの指示通りの量でかまいませんが、自分で必要なカロリーを計算することもできますので、給餌の際の参考にするといいでしょう。

猫の体重×70〜80(体重1kgあたりの必要カロリー)=1日に必要なカロリー

 

1日に与える回数は何回がいいの?

1日に与える回数は、成猫でだいたい1日2回と言われています。朝と夜に与えるといいでしょう。ただし、子猫の場合は別です。子猫は内臓器官がまだ成熟してなく、化機能が未発達です。そのため、一度に多くの量を与えると、消化不良を起こしてしまう危険性があります。

 

子猫の場合は、一度に与える量を少なくし、その代わり1日に与える回数を増やします。1日3回〜4回程度がベストでしょう。成猫期が終わりシニア期に入ると、食事の量や一度に食べる量が減ります。シニア猫の場合も、1日2回から、1日3回〜4回に増やしてあげるといいでしょう。

 

どんな食器がおすすめなの?

猫用の食器がたくさん販売されていますが、汚れが落ちやすく、ある程度重さがあり倒しにくいものがいいと思います。特にシニア猫になると、床に置いた食器から食べることが辛くなってくる場合があります。背中を丸めた状態でも食事は体の負担になり、喉に詰まらせたり、むせたりする原因にも。そのため、猫用の食器置きや、食器がななめになって食べやすく工夫されているものなどを選んであげるといいでしょう。

 

餌を置く場所はどこがいいの?

限りのある居住スペースの中、どのあたりに餌の入った食器を置いてあげるのがベストなのか悩んでしまいますね。猫は神経質できれい好きと言われる動物です。まず、トイレの近くに食器を置かないことです。トイレの匂いが染みつくと、餌を食べなくなることもあります。また、落ち着いて食べられないことを嫌う猫もいます。ゆったりと食事をすることができる場所を確保してあげてください。

 

まとめ

 

猫は独特の感性を持った自由な動物。そんな猫の健康を守るための餌の与え方はチェックしておく必要があります。なかなか餌を食べてくれないなどと悩みがある場合、なにか猫にとってマイナスな餌の与え方をしているのかもしれません。愛猫がストレスを受けることなく、健康が維持できる餌の与え方がベストですね。